2022/07月に日本産婦人科学会より、新型コロナウイルスワクチンをまだ接種されていない妊婦さんへ声明がありました。以下まとめです。
新型コロナウイルス感染の第 7 波は、これまで経験のない規模で拡大している。
感染者の中心は、20-40 歳の妊婦の皆さまの世代。
一方、厚労省は、妊婦さんに新型コロナウイルスワクチン接種の努力義務を課すことを定めた。
新型コロナウイルスワクチンの妊婦さんへの投与に関する調査結果が数多く示され、ワクチンの安全性と、ワクチンによるご本人と赤ちゃんの生命を守るための感染予防の重要性が示された。
① 一度も接種を受けないまま妊娠された方は、ぜひ 検討ください。
② 3 回目接種をお済みでない方、自治体ですべての妊婦さんが接種できるようになっていますので追加接種をご検討ください。(3 回目の接種率は全国的に 6 割程度)
③ 3 回接種を終えた方の4 回目接種は、自治体によって対応が異なります。(豊川市は、対象外です。)
以上です。
また、別の資料になりますが、「新型コロナウィルス感染妊婦のレジストリ研究」によると、ワクチン接種をしない妊婦は、95%が中等症・重症化となったことからワクチン接種によって重症化を予防できる可能性があると述べています。また、重症化の結果、切迫流早産、早産が増加したとのことです。
** 前回までの内容は、以下を参照してください。
2022/2/21に日本産婦人科学会より声明にて、蓄積データから以下の結論に達したため3回目の新型コロナワクチン接種を検討をお願いしたい。
①妊婦は(ワクチン未接種だと)肺炎が重症化しやすいこと
②ワクチンは、高い有効性があること
③ワクチンが、安全でないという特段の懸念材料がない
2021/8/14に日本産婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会より以下の合同声明が発表された。
・妊娠時は、時期を問わずワクチン接種を推奨する。
・妊婦の夫あるいはパートナーのワクチン接種も推奨する。
詳細につきましては、こちら↓
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
また、厚生労働省よりリーフレットが発行されております。↓